計画を作成するにあたり、弊社では主に以下の3点を考慮しています。

①経営層や人事部が考える理想の人材像
②受講者のニーズ
③成果発表会を実施するにあたり必要となるスキル

詳細はそれぞれ以下の通りです。

①経営層や人事部が考える理想の人材像

事前のお打ち合わせを通じ、企業様が目指す人材像と現状の課題を明確にします。

既に等級制度などの人事制度が整備されているならば、
連動する形で必要な知識・スキルを洗い出し、カリキュラムを組みます。

これにより、研修を単なるイベントに終わらせず、
業務に密接に関連した研修を実施します。

②受講者のニーズ

研修受講者を対象に事前アンケートを実施し、
受講したい研修テーマなどを把握します。

この際同時に、「業務で最近困っていること」「解決したいこと」なども確認します。
確認できた内容は、研修時に行うケーススタディで扱い、
学習内容に紐づけながら、受講者全員で解決策を検討することができます。

③成果発表会を実施するにあたり必要となるスキル

成果発表会では、現在の問題を解決し会社をよりよくするためのアイディアなどを
参加者個人もしくはグループごとに発表します。

例えば問題解決力向上研修であれば、
「業務上の問題を取り上げ、何が原因なのかを分析し、解決策を立案する」
といった内容で資料を作成し、発表します。
QCサークル活動や5S活動などの発表会をイメージすると分かりやすいかと思います。

発表会実施から必要スキルを洗い出し、

これまで資料作成の経験が少なければ、PowerPoint研修やプレゼンテーション研修
経営的な視点が必要であれば、経営戦略研修や財務諸表研修
データ分析が必要であれば、Excel研修やQC7つ道具研修

などを盛り込むと、効果的な発表会となります。
また、半強制的に研修内容を復習させることになるので、
記憶の定着を促すことができます。

なお、成果発表会の際は、総経理や部長クラスだけでなく、
発表者の上司や部下など、幅広く同席することお勧めします。

上司からすると、部下の研修成果を感じ取ることができます。
また部下には「自分も将来、研修を受けて発表したい(もしくはしなければいけない)」と
思わせることができます。