日本人無しで動く仕組み作り(1)｜中国で多店舗展開したい

１店舗目が軌道にのってきたら、中国人スタッフだけで日々の店舗オペレーションができる仕組みを作ることが必要です。
初期段階は１～３回/週程度、最終的には１～２回/月程度だけ店に訪問して運営チェックとミーティングをすれば運営できるようにすることが目標です。
それは、「マニュアル」「教育訓練」「評価制度」を整備することで実現できます。
まず「マニュアル」で正しい仕事の手順を示します。お辞儀の角度や服装、お見送りを終えるタイミングなどまで詳しく具体的に明記します。
その「マニュアル」を使って「教育訓練」を行います。マニュアルの内容が確実に実行できるようになるまで、ロールプレイングで繰り返し行います。動作だけでなく、店としての理念やビジョンを伝えると効果は高まります。
教育訓練の内容は、新人、リーダー、店長候補、店長などのように階層ごとにも明確にして実施します。そうすると、従業員は「上の役職になればより高度な教育訓練が受けられる」というモチベーションをもってもらうことができます。