日本人無しで動く仕組み作り(2)｜中国で多店舗展開したい

そして「評価制度」を運営します。売上だけでなく、教育訓練の習得状況や顧客満足、チームワークなども含めて評価できるようにします。ここでも従業員のモチベーション向上がポイントとなります。従業員が受動的な考えを捨て、重要な戦力となってもらうためには、「将来は店長まで登りつめて、出来れば自分の店を開くまでになりたい」といった意欲を持てるような制度構築がポイントとなります。

多くの日本企業が、「マニュアル」「教育訓練」も無いままに「業績だけの評価制度」を導入してきました。そのような企業では、中国人スタッフが顧客満足やチームワークを無視し、自分の業績だけ確保するようになっています。そのようなスタッフが働く店では、当然、お客さまは来なくなってしまいます。
そのような事態を避けるためにも、「マニュアル」「教育訓練」「評価制度」の全てを整備することは不可欠です。