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- 「何を」「誰に」提供するビジネスか、改めて考え直す
「何を」「誰に」提供するビジネスか、改めて考え直す
もし今、うまくいっていないのであれば、改めて自分たちは「何を」「誰に」提供する会社かを考えてみて下さい。
「品質と価格の高い商品を、その価値を必要とする中国企業に提供する」のであれば、中国企業のニーズを再確認し、高い品質でポイントを絞り込んだニーズを解決できる商品を開発し、売るように活動を切り替えて下さい。
売れるのは商品だけではありません。商品によっては、「技術やノウハウ」をコンサルティング契約によって提供することも可能です。
商品や技術で差別化できない場合は、サポート体制や販売ノウハウなどによって提供することも可能です。
日本でスイーツ店やパン屋にカップや包装資材などを提供しているある会社では、自社を「日本のスイーツ店のノウハウを中国のスイーツ店に提供する企業」と位置づけて中国でも活動を始めました。これは、商品そのものでの差別化しにくいことから選んだ方針でした。
提供するノウハウとして、ラッピングや店頭陳列、季節毎の販促企画やレシピなどを用意しながら営業活動を進めると、台湾系の大手チェーン店から見積もり依頼を受けました。依頼は簡単な商品だけだったのですが、ラッピングや企画商品などの提案を受け入れてもらえ、短期間で一気に売上を伸ばすことができました。
日本で経営を成り立たせることができてきた企業であれば、中国でも経営できるやりかたがあるはずです。あきらめずに見つけ出して下さい。